Webデザイナーになりたい!でも先輩からはやめとけって言われるんです…どうしたらいいの〜
そういわれると悩んじゃいますよね…。でも!
そう言われる原因を探ってどうしたらいいか一緒に考えよう!
現在Webデザインの勉強真っ最中のしかくママです。
今注目を浴びているWebデザイナーは、在宅ワークもでき、プログラマーよりも比較的なりやすい職業として大人気。
でも先輩から「やめとけ」なんて言われると不安になっちゃいますよね…。
そこでこの記事では、「やめとけ」と言われる8つの原因について、何故そう言われるのか考察してみました。
また、私はその原因を知っても「それでも頑張る!」と思えたので、その理由についても紹介しますね。
「やめとけ。」と言われて心折れそうになっている人、ぜひ最後まで読んでみてください。
ー プロフィール ー
- 現在Webデザインを絶賛勉強中!
- 小学生2人のママ。フルタイム+ワンオペ育児中に7つの資格を取得。
- 「ママでもやりたいことを諦めないでほしい!」の気持ちで、ママが気になる資格情報を発信しています
「Webデザイナーはやめとけ。」と言われるの8つの原因
Webデザイナーという職業は憧れとして見られがちですが、実は「やめとけ」と言われるのにも十分な原因がありました…。
考えられるものとしては全部で8つ。
- 残業が多い
- 年収が低い
- クライアントに振り回される
- 上位資格がなくキャリアアップが頭打ち
- ノーコードでサイトが作れるため需要が減少
- むしろ自社サイトを持たなくても集客が可能
- 新しい技術に追いつくのが大変
- オワコンと言われている
具体的に見ていきましょう。
原因①:残業が多い
Webデザイナーの仕事は制作物を完成させてなんぼ。
クライアントに求められているものを作りあげて、始めて収入が発生します。
そのため仕事が終わらなければ残業が増えるのは当たり前。
特になりたての頃は右も左も分からず、ひとつの案件を仕上げるのにかなりの時間がかかる、つまり残業か増えることを覚悟したほうがいいでしょう。
また会社によっては人は少ないけれど案件が多い、など常に忙しいところもあります。
そのような場合も1人あたりの仕事量が多く残業が増える原因となっています。
相場よりも安く受注している企業が、残業が多い傾向にあります。
原因②:年収が低い
Webデザイナーのモデル年収は平均479万円。
これは全309個の職業中195番目で、真ん中よりやや後ろ。
ただし日本の平均年収は461万円なので、平均よりは少し高めです。
それでも年収が低いと言われる原因は、”働いている時間に対してもらえている賃金が少ない”ため。
残業が多いのにそれほど給料が高くないという状況を、キツく感じる人が多いようです。
残業ありきの雇用形態も”キツイ仕事”というイメージです…。
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/income/ranking/01/index4#ranking
[全309職種] 2021年版 職種別 モデル年収平均ランキング
原因③:クライアントに振り回される
Webデザイナーの仕事はクライアントありきです。
良かれと思って作った制作物も、「ここをこうしたい」「あそこが気になる…」など、ちょっとした修正は日常茶飯事。
忙しいのもあいまって、クライアントに振り回されていると感じてしまう人もいるようです。
クライアントとのコミュニケーションがうまくいかず、凹むこともしばしば…。
原因④:上位資格もなくキャリアアップが頭打ち
Webデザイナーは比較的新しい職業のため、キャリアアップについては明確に「こうなれる」というものがありません。
またWebデザイナーには資格も必要なく、一般的に目指すべきキャリアというものもないのが現状。
Webデザイナーとしてバリバリ現場で頑張るか、Webディレクターやプロデューサーになるなどが考えられますが、なかなかピンときませんね。
キャリアアップできない=年収が上がらない、との悪い想像もしてしまいます。
出世とは無縁なイメージ…!
原因⑤:ノーコードでサイトが作れるため需要が減少
今やホームページはプロでなくても、ワードプレスやwix などで簡単に作ることができます。
つまりWebデザイナーでなくともWebサイトは作成できる時代で、なおかつネット上にはプロが作ったのではないお洒落なサイトがたくさんあります。
特に専門知識を必要としなくてもWebサイトが作れるツールにより、Webデザイナーの存在意義が揺らいでいる…という不安も。
Webデザイナーと一般人の境界線があやふや…
原因⑥:むしろ自社サイトを持たなくても集客が可能
一般人でも簡単にWebサイトが作れるのに加え、ECサイトなどは自社サイトを作らなくてもBASEなどでショップ開設ができます。
つまり、自社Webサイト作成の需要は減るということが予想されます。
無料でホームページやショップサイトを作れるサービスもありますね。
原因⑦:新しい技術に追いつくのが大変
Webの世界はめまぐるしく新しい技術やスタンダードが生まれるため、情報収集もとても大事。
ただあまりに早すぎてWebサイトの対応が追いつかない…と挫折しまう可能性もあります。
新しい情報に対応していないと集客が難しくなることも…
原因⑧:オワコンと言われている
上記のような複合的理由によって、Webデザイナーはオワコンとまで言われることも…。
これから衰退していく職種なら先輩たちが「やめとけ」と言うのもわからなくはない、ですね。
ネガティブ要素が多い~…確かに「やめとけ」ってなるかも。
どうしたらいいの?Webデザインの勉強をそれでも私が頑張る理由
私は今Webデザインの勉強をコツコツと継続しています。
上記のように「やめとけ」と言われているにもかかわらず。
それでも頑張りたい理由と、やり続けるべき人について考えてみました。
やめとけと言われる原因について、私なりに反論してみる。
- 原因①:残業が多い
-
確かに常態化すると辛そう。
でも残業が多い職業はほかにもあるので、Webデザイナーだけが特別ではありません。
気をつけるべきは残業して当たり前という風潮の会社。
Webデザイナーだからというよりは、そのような働き方をさせている会社を避けることで、不満は半減すると思われます。
- 原因②:年収が低い
-
これは優先順位の問題。
Webデザイナーになりたいのか?年収が高い職につきたいのか?どっちなのかをまず考えるべき。
やりたい仕事がちょうど年収高ければ1番ですが、そううまくも行かない場合は優先順位を付けて仕事を選ぶというスタンスはどんな時も必須です。
- 原因③:クライアントに振り回される
-
クライアントがいる仕事ではみんな同じですね。
ただし振り回されないために、新しい知識やスキルを習得してアドバイスする側にもなることができます。
言われたことだけをやる人よりも、+αで提案できる人になれるようスキルアップしたいところです。
- 原因④:キャリアアップが頭打ち
-
Webデザイナーは比較的新しい仕事ゆえ、確かに明確なキャリアパスが想像しにくく、それが問題と思われます。
同じように悩んでいる人は下記サイトがとても分かりやすくキャリアパスについて解説していたので、参考にしてください。
Webデザイナーのキャリアパスはどう描く?将来の考え方と転職モデル / doda
- 原因⑤:ノーコードでサイトが作れるため需要が減少
原因⑥:むしろ自社サイトを持たなくても集客が可能 -
これもWebデザイナーの需要が減少する要因のひとつではあると思います。
ただWebデザイナーの仕事はサイトの形を作るだけではなく、「集客できる」などの広告的側面も重要となります。
今後Webデザイナーとして活躍するためにはマーケティング力も身につける必要がありそうです。
- 原因⑦:新しい技術に追いつくのが大変
-
Webデザインに必須のソフト「Photoshop」やWebサイト解析ツール「Google Analytics」を含め、多くのツールでは頻繁にアップデートがあります。
そのためちょっとでも気を抜くと、気づいたら置いて行かれていること良くあります…。
こればかりはWebに携わる人が避けて通れない道だと諦め、コツコツと学び続ける覚悟をしたほうがよさそうです。
- 原因⑧:オワコンと言われている
-
これだけのネガティブ要素がそろっている職業、オワコンと言われてもおかしくない…。
とは思いますが、本当に終わる職業なのかは終わってみないことには誰にもわからないです。
まず5年後にバッサリ終わるということはなさそうなので、Webデザイン以外のスキルも身につけながら今後も学んでいきたいなぁと思います。
逆にWebデザイナーにはいいところもある!
Webデザイナーのマイナス局面ばかりフューチャーしてしまいましたが、私がそれでもWebデザインを学ぶメリットも当然あります。
- 在宅ワークが可能
- フリーランスになれば定年なし
- 日本全国、世界中どこでも働くことができる
- 今からでも始められる!学歴・資格関係なし!
- 出来高制なので勤務時間に縛られずママでも稼ぐことができる
- マーケティングも学ぶことで付加価値をつけることができる
- 楽しい。
まず真っ先に挙げたいのが、「勤務時間と勤務場所に融通が利くこと」。
子供を持ちながら仕事をするときに一番頭を悩ませた問題が解決できるのは、なんとも心強いですよね!
これまで私は、研究開発・経理・人材紹介事務などの職についてきましたが、ある程度の在宅勤務は可能でもオフィスに行かなくてはならない日も当然ありました。
ところがWebデザインのお仕事はすべてがオンライン完結でき、フリーランスであれば仕事量と仕事をする時間なども自分で調整できるので、ママにはかなり助かります。
さらにフリーランスでは定年などもなく、どこにいても働くことができるのもとっても魅力的!
しかも資格などもいらないので、スキルさえ身につければ何歳からでもチャレンジできる仕事です。
最後に一番大切なこと。「今やってて楽しい。」
これが30代40代の新しいことをする人のモチベーションに最大限に大事なことかと思います。
このような背景から、私の中でメリットがデメリットを超え、Webデザイナーになろう!と決意した次第です。
幸いWordpressを使用したブログ作成をしていたこともあり、2022年から本格的にWebデザインの勉強を始めました。
つまり。向いていると思われるのはこんな人。
メリットデメリットが出揃ったところで、これからWebデザイナーをやるのに向いている人をまとめてみました。
- 在宅ワークで働きたい人
- 成果主義の仕事をしたい人
- ゆくゆくはフリーランスになりたい人
- 新しいことを覚えるのが苦にならない人
- クライアントとのコミュニケーションを取ることが好きな人
- デザインが好きな人
上記に当てはまるなぁという人は「Webデザイナーやめとけ」と言われても、気にせずやり続ける価値はあると思います。
自分の中で何を一番大事にしたいのか、将来どうなりたいのかを一度立ち止まってじっくり考えてみましょう。
周りに何かを言われても、信念があることなら続けられますよ!
まとめ:結論。Webデザイナーやめとけと言われても、やりたいことならやればいい!
「やりたいことを、やる。」今まで様々な職についてきた私が、結果的に思ったことはこれです。
どの職業でも意味ない、と言われることはよくあること。
ただそれが、「自分にとって」意味はあるか、「一般的に」意味がないといわれているのか、ちゃんと見極めなければなりません。
「やめとけ」と言った人にとってはひどい職場だったとしても、自分にとっては天職だったりすることもあります。
どんな職もメリットデメリットは公平にあるので、”まずは自分の好きなことをやってみる”ことから始めてもいいのではないでしょうか。
Webデザイナーについて学びたいと思った人は、ママにおすすめなスクールをまとめた記事もあるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
記事が参考になれば嬉しいです♪